行罫(読み)くだりけ

精選版 日本国語大辞典 「行罫」の意味・読み・例文・類語

くだり‐け【行罫・闌界】

  1. 〘 名詞 〙 布や紙に字を書き連ねるとき、曲がらないようにするための目印として引く縦の線。たてけい
    1. [初出の実例]「凡装潢。長功日黏紙七百張。擣紙二人日百廿張。麁闌界(くたりけ)四百八張」(出典延喜式(927)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android