行通(読み)ゆきかよい

精選版 日本国語大辞典 「行通」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐かよい‥かよひ【行通】

  1. 〘 名詞 〙 行き通うこと。交通。ゆきき。いきかよい。
    1. [初出の実例]「今は国国も鎮まって、人のゆきかよひも煩ひなし」(出典:源平盛衰記(14C前)四四)

ゆき‐どおり‥どほり【行通】

  1. 〘 名詞 〙 とおって行くこと。通行
    1. [初出の実例]「今日も行通りの人に餠を商はうと存ずる」(出典:集成本狂言・業平餠(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android