表面マーカー検査の目的

内科学 第10版 「表面マーカー検査の目的」の解説

表面マーカー検査の目的(表面マーカー)

(1)表面マーカー検査の目的
 細胞表面抗原(マーカー)の解析により,細胞の分類同定を行う検査である.造血器腫瘍細胞検査,リンパ球サブセット検査,PNHの診断のための赤血球解析,造血幹細胞同定などに用いられる.[米山彰子]
■文献
米山彰子:表面形質.三輪血液病学,第3版(浅野茂隆監修), pp567-580,文光堂,東京,2006.
米山彰子:フローサイトメトリー.三輪血液病学,第3版(浅野茂隆監修),pp1945-1954,文光堂,東京,2006.米山彰子:細胞表面抗原 スタンダードフローサイトメトリー pp55-79,日本サイトメトリー技術者認定協議会編,医歯薬出版,2009.

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android