袋新田(読み)ふくろしんでん

日本歴史地名大系 「袋新田」の解説

袋新田
ふくろしんでん

[現在地名]吹上町袋

袋村の東、元荒川・おし川の合流点付近の沖積低地に位置し、東は川面かわづら(現鴻巣市)。袋村との境界は錯綜している。埼玉郡忍領に属した(風土記稿)。田園簿には記載されず、元禄郷帳に袋新田として五九石余とあり、この間に分村したものと考えられる。寛永一四年(一六三七)の当村の年貢割付状があったと伝え、開発は同年以前という(風土記稿)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android