袖の氷(読み)ソデノコオリ

デジタル大辞泉 「袖の氷」の意味・読み・例文・類語

そで‐の‐こおり〔‐こほり〕【袖の氷】

涙にぬれた袖がこおること。悲しみに閉ざされた心のたとえ。
「よそにても、思ひだにおこせ給はば、―もけなむかし」〈真木柱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖の氷」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 の 氷(こおり)

  1. 衣の袖をぬらした涙がこおってしまったものの意で、悲しみに閉ざされた心のたとえ。袖のつらら
    1. [初出の実例]「思ひつつねなくにあくる冬の夜の袖の氷はとけずもある哉〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)冬・四八一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む