袖の湊(読み)ソデノミナト

デジタル大辞泉 「袖の湊」の意味・読み・例文・類語

そで‐の‐みなと【袖の×湊】

ひどく泣いて袖がぬれるのを、絶えず波の打ち寄せる港にたとえた語。
「かげなれて宿る月かな人知れずよなよなさはぐ―に」〈続後撰・恋二〉

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精選版 日本国語大辞典 「袖の湊」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 の 湊(みなと)

  1. 泣き声とともに衣の袖にふりかかる涙を、港に打ち寄せて騒ぐ波にたとえていう語。
    1. [初出の実例]「かげなれてやどる月かな人しれずよなよなさはぐそでのみなとに〈式子内親王〉」(出典:続後撰和歌集(1251)恋二・七三四)

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