袖の露(読み)ソデノツユ

デジタル大辞泉 「袖の露」の意味・読み・例文・類語

そで‐の‐つゆ【袖の露】

袖にかかる露。袖が涙にぬれるたとえ。
「暮れかかるむなしき空の秋を見ておぼえずたまる―かな」〈新古今秋上

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖の露」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 の 露(つゆ)

  1. 衣の袖に置く露の意で、悲しみの涙で袖がぬれることのたとえ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「ふきむすぶかぜはむかしのあきながらありしにもあらぬそでの露かな」(出典:小町集(9C後か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む