袖打ち合わす(読み)ソデウチアワス

デジタル大辞泉 「袖打ち合わす」の意味・読み・例文・類語

そでわ・す

かしこまって左右の袖を寄せ合わせる。相手に対する敬意を表す。袖掻き合わす。
「―・せて立ちたるこそをかしけれ」〈・七六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖打ち合わす」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 打(う)ち合(あ)わす

  1. 着物の袖をかき合わせる。相手を敬い、かしこまる気持を表わす語。袖かき合わす。
    1. [初出の実例]「そばよせてはえ立たで、塀のかたにうしろおして、袖うちあはせて立ちたるこそをかしけれ」(出典:枕草子(10C終)七六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む