被覆燃料粒子(読み)ひふくねんりょうりゅうし(英語表記)coated fuel particle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「被覆燃料粒子」の意味・わかりやすい解説

被覆燃料粒子
ひふくねんりょうりゅうし
coated fuel particle

直径数百μmのセラミック燃料核に CVD法 (化学蒸着法) で炭素炭化ケイ素を被覆した直径約 1mmの燃料球。これを黒鉛の中に分散させ高温ガス炉の燃料として用いる。放射性物質の閉じ込め特性に優れ,1600℃以下ではほとんど漏れることはない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android