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放射性物質 ほうしゃせいぶっしつradioactive substance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

放射性物質
ほうしゃせいぶっしつ
radioactive substance

地球上の天然物質は一般に自然放射能をもつが,その平均以上の放射能をもつ天然物質および人工物質のことを放射性物質という。天然物質ではウラントリウム鉱石,人工物質ではこれらの鉱石から精製したウランやトリウム,人工放射性同位体を含む物質などがその例である。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

放射性物質

放射線を出す能力(放射能)を持つ物質。原発事故で、住民の健康への影響が問題になることが多いのは、放射性のヨウ素131やセシウム137、ストロンチウム90など。ヨウ素は、体内に入ると甲状腺に集まるが、放射能が半分になるまでの期間「半減期」は8日間と短い。セシウム137やストロンチウム90は半減期が約30年間と長いため、食べものなどを通じて体内に取り込まないよう気をつける必要がある。これらは体内で骨や筋肉の成分などとして蓄積しやすい性質をもっているが、セシウムは100日ほどで排出され半減する。

(2011-05-11 朝日新聞 朝刊 東特集H)

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デジタル大辞泉の解説

ほうしゃせい‐ぶっしつ〔ハウシヤセイ‐〕【放射性物質】

放射線を出す物質。放射能をもつ原子核放射性核種)を含む物質を指す。
[補説]原子炉核燃料や医療分野の放射線療法などに利用される。また、核爆発原子力発電所の事故などで放出された場合、外部被曝内部被曝により人体悪影響を与えるおそれがある。

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百科事典マイペディアの解説

放射性物質【ほうしゃせいぶっしつ】

放射能を持つ物質。核分裂反応で生成される人為的なもののみならず,自然界にも放射性物質は数多く存在する。自然界の放射性物質と,原子力発電などに使用されるウランなどの核燃料物資,核反応によって生成された放射化物質などを総称して放射性物質という。
→関連項目環境基本法原子力災害原子力損害補完的補償条約原発事故除染水質汚濁防止法

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大辞林 第三版の解説

ほうしゃせいぶっしつ【放射性物質】

放射能をもつ物質。特に、その核種が特定されていない場合、または多数の放射性核種の混合物である場合にいう。

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