裁ち着る(読み)たちきる

精選版 日本国語大辞典 「裁ち着る」の意味・読み・例文・類語

たち‐・きる【裁着】

  1. 〘 他動詞 カ行上一 〙 布を裁ち衣服を仕立てて着用する。
    1. [初出の実例]「神なびのみむろの山を秋ゆけば錦たちきる心ちこそすれ〈壬生忠岑〉」(出典:古今和歌集(905‐914)秋下・二九六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android