裁物(読み)タチモノ

デジタル大辞泉 「裁物」の意味・読み・例文・類語

たち‐もの【裁(ち)物】

布や紙などを寸法に合わせて裁つこと。また、裁つことになっている布や紙。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裁物」の意味・読み・例文・類語

たち‐もの【裁物】

  1. 〘 名詞 〙 布や紙などをたち切ること。また、そのたち切られる布や紙。たつもの。
    1. [初出の実例]「たちものや手先さえぎるきぬくばり〈又笑〉」(出典:俳諧・桜川(1674)冬二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android