補助簿(読み)ホジョボ

デジタル大辞泉 「補助簿」の意味・読み・例文・類語

ほじょ‐ぼ【補助簿】

簿記で、特定取引または勘定についての明細を記録する帳簿現金出納帳・仕入帳・売上帳など。→主要簿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の補助簿の言及

【会計帳簿】より

…企業が財産と損益の状況を明らかにするため作成する帳簿で,会計事実の原始的記録である日記帳,これを貸方借方に仕訳する仕訳帳およびこれを勘定として整理する元帳などの主要簿とそれらを補充する各種の補助簿がある。すべての商人は会計帳簿を作成し,(1)開業のときおよび毎年1回一定の時期における営業上の財産およびその価額,会社では,成立のときおよび毎決算期における営業上の財産およびその価額,(2)取引その他営業上の財産に影響を及ぼす事項を記載しなければならない(商法33条1項)。…

【帳簿】より

…会計記録の目的を有効に達成するために帳簿を有機的に関連させたものを帳簿組織という。帳簿組織上,帳簿は主要簿と補助簿とに分類される。
[主要簿]
 主要簿とは会計の具体的実践用具である複式簿記の機構上不可欠の帳簿をいう。…

※「補助簿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android