裸町(読み)はだかまち

日本歴史地名大系 「裸町」の解説

裸町
はだかまち

[現在地名]笠間市笠間

城下の南東に位置する武家屋敷町で、さくら町の桝形からおもて町入口まで一町四七間(「里数改帳」茨城県歴史館蔵)。寛永年間(一六二四―四四)大和田おおわだ住民を移して組屋敷としたのが始まりで、延享四年(一七四七)には御家中屋敷が三四戸あり(「笠間求古尋論」小田家文書)、弘化三年(一八四六)には徒士並以上一四戸、坊主以上二一戸、組方二五戸などで、藩士七七名が居住した(「笠間名前帳」榎並家蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 大和田 帷子 改称

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む