裾取(読み)すそとり

精選版 日本国語大辞典 「裾取」の意味・読み・例文・類語

すそ‐とり【裾取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 衣服に裾をつけること。また、そのつけた布地。すそまわし。
    1. [初出の実例]「三つ重ねたる小袖、皆くろはぶたへに裾取(スソトリ)の紅(もみ)うら」(出典浮世草子・好色五人女(1686)三)
  3. 衣服の裾をからげること。
    1. [初出の実例]「はち巻しめてすそ取(ドリ)せしが」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)三)
  4. 相撲のきまり手の一つ。投げを打ってきた相手に対し、それを残しながら相手が投げを打つ際前へ出してきた足の足首をとって、反対にあおむけに倒す技。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む