褌親(読み)フンドシオヤ

デジタル大辞泉 「褌親」の意味・読み・例文・類語

ふんどし‐おや【×褌親】

褌祝いに際して後見人として頼む仮親。回し親。へこ親。

へこ‐おや【×褌親】

へこ祝いに際して頼む仮親。ふんどし親。まわし親。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「褌親」の意味・読み・例文・類語

へこ‐おや【褌親】

  1. 〘 名詞 〙 仮親の一つ褌祝(へこいわい)に後見人となる人。

ふんどし‐おや【褌親】

  1. 〘 名詞 〙 ふんどし祝の際に後見人として頼む仮親。回し親。へこ親。

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世界大百科事典(旧版)内の褌親の言及

【褌祝】より

…褌の着用は性の成熟を象徴するが,オバクレフンドシと称して,伯叔母から褌を贈られる慣習には,伯叔母と甥との間に,かつて単なる象徴以上の関係があったことを推測させる。成年式のころに,地域の適当な男子に褌親を依頼する地方もあった。その場合は,他人の男子から褌をもらうわけであり,その擬制的な親子関係は生涯にわたって親密に続けられた。…

※「褌親」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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