襤褸ける(読み)ボロケル

デジタル大辞泉 「襤褸ける」の意味・読み・例文・類語

ぼろ・ける【襤褸ける】

[動カ下一]
古くなってぼろぼろになる。
「崖の下の、―・けた低い藁家に」〈三重吉小鳥の巣〉
落ちぶれる。また、老いぼれる。〈和英語林集成

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「襤褸ける」の意味・読み・例文・類語

ぼろ・ける【襤褸】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
  2. 衣服や布などが使い古されてぼろになる。
    1. [初出の実例]「ぼろけた着物に赤い細帯一つを巻いて」(出典:小鳥の巣(1910)〈鈴木三重吉〉下)
  3. 知覚がにぶくなる。おいぼれる。〔和英語林集成(初版)(1867)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む