襤褸滓(読み)ボロカス

デジタル大辞泉 「襤褸滓」の意味・読み・例文・類語

ぼろ‐かす【襤×滓】

ぼろきれやかすのように価値のないもの。
さんざんに悪く評価すること。ぼろくそ。「襤褸滓に言われる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「襤褸滓」の意味・読み・例文・類語

ぼろ‐かす【襤褸滓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぼろきれやかすのように役に立たず、価値のないもの。くだらないもの。つまらないもの。
    1. [初出の実例]「誰がお前みたいなボロカス野郎に」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉下)
  3. さんざんに悪く言うこと。ぼろくそ。
    1. [初出の実例]「あっちゃからはボロカスにいはれ」(出典:祗王村(1942)〈田口竹男〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む