西八条殿(読み)ニシハチジョウドノ

デジタル大辞泉 「西八条殿」の意味・読み・例文・類語

にしはちじょう‐どの〔にしハチデウ‐〕【西八条殿】

平安京左京の八条大路北、大宮大路西にあった平清盛邸宅。八条亭。八条坊門第。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「西八条殿」の意味・読み・例文・類語

にしはちじょう‐どのにしハチデウ‥【西八条殿】

  1. 平清盛の邸宅。平安京左京八条北、八条坊門南、大宮、坊城間の東西三町南北二町(京都市下京区、JR梅小路貨物駅付近)を占めていた。屋舎五十余あったと伝える。治承五年(一一八一)閏二月炎上。再興したものも寿永二年(一一八三)の都落ちの際に平家自ら焼いた。八条亭。八条坊門櫛笥二品亭。八条坊門第。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android