都落ち(読み)ミヤコオチ

デジタル大辞泉 「都落ち」の意味・読み・例文・類語

みやこ‐おち【都落ち】

[名](スル)
都にいられなくなって、地方へ逃げ出すこと。「平家都落ち
都会、特に東京を離れて、地方へ転勤転居などをすること。
[類語](1出奔家出駆け落ち逐電どろん高飛び夜逃げ食い逃げ乗り逃げ/(2転任転職栄転転勤赴任

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精選版 日本国語大辞典 「都落ち」の意味・読み・例文・類語

みやこ‐おち【都落】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 都にいられなくなって地方へ逃げ出すこと。特に、戦争などで、それまで都で栄えていた人々が都から逃げて行くこと。
    1. [初出の実例]「主上都落」(出典:高野本平家(13C前)七)
  3. 転じて、都会、特に東京を離れて地方に就職したり、地方の学校に入学したりすること。
    1. [初出の実例]「閉院すると共に都落(ミヤコオチ)と決めて」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「都落ち」の解説

都落
みやこおち

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
延宝5.8(江戸・前島次郎兵衛座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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