西村町
にしむらまち
[現在地名]上越市北本町四丁目
新田町の北西に続く北陸街道(加賀街道)の両側町。町の長さは東側およそ一九〇間、西側およそ二〇〇間。もと直江津砂山にあったが、高田開府の際移された。高田町奉行(大仲使)支配であったが、当初地子は免除されていず年貢を納めた(以上「頸城郡誌稿」)。天和三年郷帳によると高二二石九斗余、反別三町五反余。貞享元年(一六八四)の年貢割付帳(「頸城郡誌稿」所収)によると反別はすべて屋敷地で、免は三ツ六厘三毛。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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