北陸街道(読み)ほくりくかいどう

  • ほくりくかいどう ‥カイダウ
  • ほくりくかいどう〔カイダウ〕

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

別称北国街道。滋賀県琵琶湖の北東岸を北上して越前 (福井県) に抜ける太平洋側と日本海側を結ぶ主要街道。彦根市鳥居本で中山道から分岐して,米原長浜木之本柳ケ瀬,椿坂 (497m) ,中河内栃ノ木峠 (537m) を経て越前に入り,北陸道を武生,福井,大聖寺,金沢倶利伽羅 (くりから) 峠 (277m) ,高岡富山直江津を通過して新潟に達する。現在の国道8号線とほぼ一致する。中世以前は琵琶湖西岸の西近江路を通り大津から敦賀を経て,越前に入ったが,近世以降琵琶湖東岸を通るようになった。

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精選版 日本国語大辞典の解説

中山道から分かれ、近江・越前・加賀・越中の諸国を経由して越後国に至る街道。中世以前は琵琶湖西岸を、近世は東岸を通った。中山道の関ケ原または鳥居本から木之本・栃ノ木峠・武生・福井・小松・金沢・倶利伽羅峠・高岡・富山・直江津・柏崎を経て新潟まで。ほっこくかいどう。

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世界大百科事典内の北陸街道の言及

【越前国】より

…そのほか福井藩五箇(ごか)の奉書や鳥の子紙,福井城下の絹織物,府中の打刃物,鯖江藩の漆器と漆搔き,大野藩の面谷(おもだに)銅山,勝山藩のタバコなどが著名。交通は,陸上で北陸街道(北国路)が北進し,近江国境の栃ノ木峠を越えた板取駅から加賀国境の細呂木(ほそろぎ)駅まで15駅置かれたほか,西街道,美濃街道などが通った。海上では三国,敦賀が古くから港町として栄え,また九頭竜,日野川の川舟も三国と結んで発達した。…

※「北陸街道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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