見好げ(読み)みよげ

精選版 日本国語大辞典 「見好げ」の意味・読み・例文・類語

みよ‐げ【見好げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「みよい」の語幹接尾語「げ」の付いたもの ) 見た目に好ましいさま。
    1. [初出の実例]「そがうちに物のはえありて、みよげにもしなさぬ宮づかへなれば、いそがしくもおもはず」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開中)
    2. 「爪の垢も奇麗に取って、すこしは見よげになりました」(出典:旧主人(1902)〈島崎藤村〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む