見好げ(読み)みよげ

精選版 日本国語大辞典 「見好げ」の意味・読み・例文・類語

みよ‐げ【見好げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「みよい」の語幹接尾語「げ」の付いたもの ) 見た目に好ましいさま。
    1. [初出の実例]「そがうちに物のはえありて、みよげにもしなさぬ宮づかへなれば、いそがしくもおもはず」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開中)
    2. 「爪の垢も奇麗に取って、すこしは見よげになりました」(出典:旧主人(1902)〈島崎藤村〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む