見明らむ(読み)ミアキラム

デジタル大辞泉 「見明らむ」の意味・読み・例文・類語

み‐あきら・む【見明らむ】

[動マ下二]見て明らかにする。はっきりと見きわめる。
教門を―・めて、道心おこしたるゆゑなり」〈沙石集・一〇末〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見明らむ」の意味・読み・例文・類語

み‐あきら・む【見明】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 見て明らかにする。はっきりと見きわめる。
    1. [初出の実例]「木の暗の 繁き思ひを 見明良米(みあきラメ)(こころ)遣らむと 布勢の海に 小船連並(つらな)め」(出典万葉集(8C後)一九・四一八七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android