教門(読み)キョウモン

デジタル大辞泉 「教門」の意味・読み・例文・類語

きょう‐もん〔ケウ‐〕【教門】

仏の教え。
仏教で、教義組織だてて研究する方面教相門。

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精選版 日本国語大辞典 「教門」の意味・読み・例文・類語

きょう‐もんケウ‥【教門】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 仏の教え。仏の教えは悟りに入るための門であるところから、教えを門にたとえたもの。また、広く仏教以外の宗教の教えをもいう。
    1. [初出の実例]「九流智水尋源決、三密教門占処開」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・晩秋高野山言志〈藤原敦光〉)
    2. [その他の文献]〔李華‐荊州南泉大雲寺故蘭若和尚碑文〕
  3. 観心に対する教相のこと。教観二門の一つ。

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