見立番付(読み)ミタテバンヅケ

デジタル大辞泉 「見立番付」の意味・読み・例文・類語

みたて‐ばんづけ【見立番付】

相撲番付にならい、さまざまな事物序列をつけた一覧表江戸時代から明治時代にかけて一枚摺りの読み物として売られ、庶民の間で流行した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の見立番付の言及

【番付】より

…人形遣いは,筆下が第1位,次が書出し,第3位が中軸,以下,後前後前と交互に並ぶ。 これらのほかに,興行とは関係なく,相撲番付にならって,役者の格付,給金なども見立てた〈見立番付〉がある。【鳥越 文蔵】
[相撲番付]
 力士,行司,年寄の階級・地位を示す一覧表のことを相撲番付という。…

※「見立番付」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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