見遣す(読み)ミオコス

デジタル大辞泉 「見遣す」の意味・読み・例文・類語

み‐おこ・す【見遣す】

[動サ下二]こちらを見る。こちらに目を向ける。
うち―・せてつくづくとうちまもりて」〈かげろふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見遣す」の意味・読み・例文・類語

み‐おこ・す【見遣】

  1. 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 離れた所からこちらの方を見る。視線をこちらへ向ける。
    1. [初出の実例]「月の出たらむ夜は、みをこせ給へ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android