親属(読み)しんぞく

普及版 字通 「親属」の読み・字形・画数・意味

【親属】しんぞく

親戚関係。みうち。〔漢書、諸侯王表〕哀の際に至り、皆繼體裔(べうえい)にして、親屬なり。帷牆(ゐしやう)の中に生まるるも、士民と爲らず、勢ひ富室と異なる(な)し。

字通「親」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の親属の言及

【親族名称】より

…またここでは,長男(アニ)と次男以下(オジ)の区分が厳格であることも注意される。【上野 和男】
[中国]
 日本語の〈親族〉は中国語の〈親属〉に等しい。親属は〈本族〉(〈本宗〉)と〈外姻〉とに分かれる。…

【宗族】より

…宗族と〈親族属〉とは違う。〈親属〉は日本語の親族と同じで,自己の宗,すなわち〈本宗〉(〈本族〉)と婚姻関係で結ばれた〈外姻〉とを含む。外姻は〈同姓不婚〉の原則が示すように必ず他姓である。…

※「親属」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android