親戚(読み)シンセキ

精選版 日本国語大辞典 「親戚」の意味・読み・例文・類語

しん‐せき【親戚】

  1. 〘 名詞 〙 血族と姻族。身内。親類。親族。親家
    1. [初出の実例]「親戚〈謂。親者。内親也。戚者。外戚也〉及家令以下。不禁限」(出典令義解(718)儀制)
    2. 「我うへてをいた枸杞の木をばしをりてくれなと云は、我親戚はし毀てくれな、我兄弟をばし毀なと云心ぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)四)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公二四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「親戚」の読み・字形・画数・意味

【親戚】しんせき

みうち。晋・陶潜〔帰去来の辞〕親戚の話をび、琴書を樂しんで以て憂ひをす。

字通「親」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android