角が取れる(読み)カドガトレル

デジタル大辞泉 「角が取れる」の意味・読み・例文・類語

かど・れる

世慣れて性格が円満になる。人柄がまるくなる。「苦労をして―・れた」

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精選版 日本国語大辞典 「角が取れる」の意味・読み・例文・類語

かど【角】 が 取(と)れる

  1. 世慣れて人柄が円満になる。まるくなる。円熟する。
    1. [初出の実例]「のべに書く手のかどとれて、酒も三つ・四つ・五つ」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)上)
  2. 洗練される。泥くささがとれる。あかぬける。
    1. [初出の実例]「河与様、かどがとれぬの」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)上)

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