日本歴史地名大系 「角岡村」の解説 角岡村つのおかむら 愛知県:知多郡阿久比町角岡村[現在地名]阿久比町椋岡(むくおか)椋原(むくばら)村の南に続き、阿久比川を隔てて宮津(みやづ)村・萩(はぎ)村に接する。「寛文覚書」によれば、概高一六二石余、田地九町四反三畝余、畑地三町八反二畝余、戸数二五、人口一四九。将軍上洛・朝鮮使節通行の時、東海道鳴海(なるみ)宿などへ人馬を出すとある。「徇行記」によれば、集落は丘の上にあり、竹木が繁茂して島のように見え、黒鍬稼に出る者が一二人ほどある。田は阿久比川西岸椋原境から大古根(だいごね)村境まで一つづきで、支流前田(まえだ)川が村の中央を東流して阿久比川に合する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by