角蜥蜴(読み)ツノトカゲ

デジタル大辞泉 「角蜥蜴」の意味・読み・例文・類語

つの‐とかげ【角蜥蜴】

イグアナ科の爬虫はちゅう類。体長約10センチのトカゲ米国の砂漠地帯に生息し、体は平たく、胴は楕円形頭部背面にとげ状の突起が多くある。危険が迫ると目から血液を出す。

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精選版 日本国語大辞典 「角蜥蜴」の意味・読み・例文・類語

つの‐とかげ【角蜥蜴】

  1. 〘 名詞 〙 イグアナ科のトカゲの一属の総称。北アメリカから中央アメリカの西海岸沿いの半砂漠地帯に約一五種すむ。体長一五センチメートルほどで、頭部から後方に伸びる大きな二本の棘(きょく)状突起があり、背側部一面に不ぞろいな突起がある。体は淡褐色外敵を驚かすために、空気を吸い込んで体をふくらませたり、目から血液を射出したりする。昼間活動し、アリなどの昆虫を食べる。

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