角鑿盤(読み)かくのみばん

精選版 日本国語大辞典 「角鑿盤」の意味・読み・例文・類語

かくのみ‐ばん【角鑿盤】

  1. 〘 名詞 〙 木材角形の穴をあける機械正方形の突きのみの中に回転するねじれ錐(ぎり)があり、ねじれ錐のあけた丸穴の四すみを突きのみで切り取るもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の角鑿盤の言及

【木工機械】より

…彼の最大の功績は往復運動に代えて回転切削の原則を木工機械にとり入れたことである。その後アメリカではゴールドラッシュによる人の波が西部へ押し寄せ,住宅の建設や車両の製造にありあまる森林資源が使われ,そのための木工機械の需要が著しく,丸のこ盤やかんな盤が改良され,角のみ盤やベルトサンダーも発明された。機械の駆動方法は一般の機械と同様,木工機械も人力,畜力,風水力,蒸気機関,電動機と進歩してきた。…

※「角鑿盤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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