触点(読み)ショクテン

デジタル大辞泉 「触点」の意味・読み・例文・類語

しょく‐てん【触点】

体表感覚点うち、特に触覚・圧覚の受容器が存在する場所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 接点

精選版 日本国語大辞典 「触点」の意味・読み・例文・類語

しょく‐てん【触点】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 皮膚内にあって触覚を感じる場所。皮膚上に点状に分布している。
  3. せってん(接点)〔工学字彙(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の触点の言及

【触覚】より


[触覚受容器]
 ナイロン毛の先端など細いもので皮膚にそっと触れたとき,触覚のおこるところとおこらないところがある。触覚のおこるところを触点とよぶ。触点touch spotの直下には受容器receptorsが高い確率で存在するが,かつて考えられたように触点と受容器が1対1に対応するのではなく,皮膚上の触感受性の分布にはこう配があり,そのとくに高いところが触点であると考えるべきである。…

※「触点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android