感覚点(読み)カンカクテン

デジタル大辞泉 「感覚点」の意味・読み・例文・類語

かんかく‐てん【感覚点】

皮膚上に点在する感覚受容器触点圧点)・痛点温点冷点の4種がある。

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精選版 日本国語大辞典 「感覚点」の意味・読み・例文・類語

かんかく‐てん【感覚点】

  1. 〘 名詞 〙 痛覚触覚(または圧覚)、温覚、冷覚のそれぞれを感受する皮膚上の点。ばらばらに分布しており、皮膚の部位および感覚の種類によって密度が異なる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「感覚点」の意味・わかりやすい解説

感覚点
かんかくてん

皮膚感覚

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世界大百科事典(旧版)内の感覚点の言及

【触覚】より

…ウェーバーの一般感覚には,痛み,疲れ,飢え,渇き,幸福感,性感などが含まれていた。19世紀に触,温,冷,痛覚に対応する感覚点sense spotが発見され,以来触覚が温,冷,痛の諸感覚からより明確に分離されるようになった。
[触覚と刺激]
 変形が1回かぎりであればそれは軽い一過性の接触の感じをおこすが,これがある頻度(10回/秒以上)で繰り返されると振動感覚vibrationを生じ,変形が一定時間以上持続するときには圧覚pressureを生じる。…

※「感覚点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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