言に言われず(読み)いうにいわれず

精選版 日本国語大辞典 「言に言われず」の意味・読み・例文・類語

いう【言】 に 言(い)われ=ず[=ない]

  1. 言葉ではうまく表現できない。言いようがない。
    1. [初出の実例]「妙の中の妙、云にもいわれぬ所ぞ」(出典:玉塵抄(1563)三)
    2. 「たきぎに花をゆひそへて、いふにいはれぬなりふりや」(出典:浄瑠璃・文武五人男(1694)名所尽し)
  2. (他に話すとぐあいの悪い事情があったりして)言いたくても、言うことができない。
    1. [初出の実例]「いふにいわれぬ親子のきづな」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む