デジタル大辞泉 「言ひ甲斐無し」の意味・読み・例文・類語 いいがい‐な・し〔いひがひ‐〕【言ひ▽甲×斐無し】 [形ク]1 とりたてて言うだけの値打ちがない。つまらない。「すべては礼儀を知らず、格式をわきまへざるは―・し」〈沙石集・一〇〉2 ふがいない。いくじがない。「―・き味方の奴ばら」〈浄・太功記〉[補説]中世以降の語。平安時代には「いうかいなし」を用いた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例