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格式 きゃくしき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

格式
きゃくしき

古代法制の一つ。中国に起源をもち,「律」「令」と相まって体系をなす。「格」は律令の補充法で,「事の旨のやや大なる」もの,「式」は施行細則で,「事の旨のやや小なる」ものをいう。ともに詔勅または太政官符の形式で必要に応じて臨時に制定された。

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デジタル大辞泉の解説

かく‐しき【格式】

身分・家柄などによって定まっている礼儀や作法。また、身分や家柄。「格式を重んじる」「格式のある家」
きゃくしき(格式)1

きゃく‐しき【格式】

律令を補足・修正するための法令。格(きゃく)と式。かくしき。「弘仁格式」→格(きゃく)
かくしき(格式)1

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百科事典マイペディアの解説

格式【きゃくしき】

律令(りつりょう)とならぶ古代の成文法。格は律令の規定を部分的に修正した単行法令,式は律令および格の施行細則。ともに詔勅・官符(かんぷ)などの形式で必要に応じて発布され,後に分類・集成された。
→関連項目延喜・天暦の治政事要略律令格式

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大辞林 第三版の解説

かくしき【格式】

社会的に格付けされた身分・階層などに応じた生活上のしきたりや礼儀作法。また、身分・家柄。 「 -を重んじる」
身分や家柄によって決められていた儀式などについての決まり。 「 -をしらず、礼儀を存ぜざるはおほし/沙石 一〇・古活字本
和歌などの作法上のきまり。

きゃくしき【格式】

格と式。基本法典たる律令の補助法。格は律令の追加修正法、式は施行細則をいう。
かくしき(格式) 」に同じ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

格式
きゃくしき

格は律令(りつりょう)を改訂増補するための追加法令。式は律令および格の施行細則。弘仁(こうにん)・貞観(じょうがん)・延喜(えんぎ)の各格・式がある。平安初期から院政期に至る律令制の解体期を格式時代とよぶこともある。[編集部]

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世界大百科事典内の格式の言及

【大名】より

… また領国や居城の規模によって,国主(国持),准国主,城主,城主格,無城に分け,あるいは江戸城中の詰間(つめのま)によって,大廊下,溜間(たまりのま),大広間,帝鑑間(ていかんのま),柳間,雁間(かりのま),菊間に分け,さらに官位によって,侍従以上,四品(しほん)(四位),諸大夫(五位)に分け,石高によって,10万石以上,5万石以上,1万石以上に分ける場合もある。大名はこれらの組合せによって複雑多岐な格式序列がつくられたが,このことは大名(藩)の存在形態がきわめて多様であったことを示している。大名の数は,初期3代の将軍による強力な大名統制によって,その数も安定しなかったが,その後しだいに固定し,中期以降には260家前後となった。…

【律令格式】より


【中国】
 律・令・格・式なる4種の法典は歴代の政府が発布した六法全書のごときもので,古くは戦国時代に淵源し,唐代に至って最も完備されたが,宋以後変化が起こり,あるいはその重要性を失って新出の法典に座を譲り,あるいは形式名称を変えて旧面目を失うものが多いなかに,ただ律は明代に復興して大明律となり,さらに大清律となって清朝末期にいたった。 現今目睹しうる最古の刑法である律は秦律であり,1975年湖北省雲夢県の睡虎地で秦代の墓から1000余枚の竹簡を発見した中に,占卜書2種を除くほかはおおむね政治,法律に関する文書であり,数種類の秦律が含まれていることがわかった(睡虎地秦墓)。…

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