言べくもあらず(読み)いうべくもあらず

精選版 日本国語大辞典 「言べくもあらず」の意味・読み・例文・類語

いう【言】=べく[=べう]もあらず

  1. 言葉で表現できない。言いようもない。ことのほかだ。
    1. [初出の実例]「いふべくもあらぬ綾おり物に絵をかきて」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む