言損(読み)いいそんじ

精選版 日本国語大辞典 「言損」の意味・読み・例文・類語

いい‐そんじいひ‥【言損】

  1. 〘 名詞 〙 言いまちがえること。
    1. [初出の実例]「我がものいひ損(ソン)じ有りても、賢き人、直(すなほ)なる人は、いひ損じにてこそととがめもやらず」(出典:談義本・労四狂(1747)上)

いい‐そこないいひそこなひ【言損】

  1. 〘 名詞 〙 言いまちがえること。言い違い。言い誤り。失言
    1. [初出の実例]「朝に坐て云そこないもあっては短ふしめしたものそ」(出典:史記抄(1477)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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