言疾し(読み)コトトシ

デジタル大辞泉 「言疾し」の意味・読み・例文・類語

こと‐と・し【言疾し】

[形ク]世間うわさがやかましい。
「―・くは中はよどませ水無し川絶ゆといふことをありこすなゆめ」〈・二七一二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「言疾し」の意味・読み・例文・類語

こと‐と・し【言疾】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 人の物言いが激しい。人の口がやかましい。
    1. [初出の実例]「言急(こととく)は中は淀(よど)ませ水(み)無し川絶ゆといふことを有りこすなゆめ」(出典万葉集(8C後)一一・二七一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android