言葉詰め(読み)コトバヅメ

デジタル大辞泉 「言葉詰め」の意味・読み・例文・類語

ことば‐づめ【言葉詰め】

返答ができないほどに問いつめること。
「さあ御契約は何と何とと―」〈浄・関八州繋馬〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「言葉詰め」の意味・読み・例文・類語

ことば‐づめ【言葉詰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 言いのがれができないように問い詰めること。言い詰めること。理屈づめ。
    1. [初出の実例]「とわぬもつらしとふもうるさし。うるさしのことはつめ、きんみつにげる。女おふ」(出典:天正本狂言・公光(室町末‐近世初))
  3. 念を押すこと。だめを押すこと。
    1. [初出の実例]「背(そむく)と朝敵合点かと、たるみを見せぬ鳴滝が詞詰(づメ)して立帰る」(出典浄瑠璃・田村麿鈴鹿合戦(1741)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む