言詰(読み)いいつめる

精選版 日本国語大辞典 「言詰」の意味・読み・例文・類語

いい‐つ・める いひ‥【言詰】

〘他マ下一〙 いひつ・む 〘他マ下二〙
最後のところまで言う。
※五音三曲集(1460)「字をいひつむれば拍子に後るるところを、文字一ぬすめば、拍子に合いて、曲感となるなり」
言葉相手をやりこめる。相手を言い負かす。理詰めに物を言う。
※応永本論語抄(1420)季氏第一六「冉求が陳法するを云つめん為に、求と名を呼出せり」
事柄をまとめて簡潔に言い表わす。
四河入海(17C前)一一「前篇の詩は〈略〉をくで云いつめていやなるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android