言通う(読み)コトカヨウ

デジタル大辞泉 「言通う」の意味・読み・例文・類語

ことかよ・う

言葉が通じる。思いが通じる。
「まれにも―・ひ給ふべき御あたりをも、さらに馴れ給はず」〈蓬生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「言通う」の意味・読み・例文・類語

こと【言】 通(かよ)

  1. ことばが通じる。音信が通じる。思いが通じる。
    1. [初出の実例]「雪こそば春日消ゆらめ心さへ消え失せたれや言母不往来(ことモかよはぬ)」(出典万葉集(8C後)九・一七八二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む