託ち寄る(読み)カコチヨル

デジタル大辞泉 「託ち寄る」の意味・読み・例文・類語

かこち‐よ・る【託ち寄る】

[動ラ四]かこつけて言い寄る。
「言ひ寄るたよりもいとはかなければ、この君をぞ―・りけれど」〈・蛍〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「託ち寄る」の意味・読み・例文・類語

かこち‐よ・る【託寄】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 何かにむりに関係づけて言い寄る。かこつけて近寄る。
    1. [初出の実例]「言ひよるたよりもいとはかなければ、この君をぞかこちよりけれど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蛍)
  3. 恨み嘆きながら言い寄る。
    1. [初出の実例]「ふりをかへてかこちよらば、かへしも有るべし」(出典:仮名草子・あだ物語(1640)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む