デジタル大辞泉 「託ち寄る」の意味・読み・例文・類語 かこち‐よ・る【▽託ち寄る】 [動ラ四]かこつけて言い寄る。「言ひ寄るたよりもいとはかなければ、この君をぞ―・りけれど」〈源・蛍〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「託ち寄る」の意味・読み・例文・類語 かこち‐よ・る【託寄】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 何かにむりに関係づけて言い寄る。かこつけて近寄る。[初出の実例]「言ひよるたよりもいとはかなければ、この君をぞかこちよりけれど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蛍)② 恨み嘆きながら言い寄る。[初出の実例]「ふりをかへてかこちよらば、かへしも有るべし」(出典:仮名草子・あだ物語(1640)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例