試練・試煉・試錬(読み)しれん

精選版 日本国語大辞典 「試練・試煉・試錬」の意味・読み・例文・類語

し‐れん【試練・試煉・試錬】

〘名〙 さまざまなことを試みて人をきたえること。また、ある事を成し遂げたり人生を送っていったりする上でぶつかる苦難。それによって精神的にきたえられる場合についていう。
続日本紀‐和銅五年(712)四月丁巳「冝其正身、准試練
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一「恰かも失誤の事の、却って最善の試練となるが如し」 〔劉憲‐上東宮勧学啓〕

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