誂ゆ(読み)あつらゆ

精選版 日本国語大辞典 「誂ゆ」の意味・読み・例文・類語

あつら・ゆ【誂】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段動詞「あつらう(ふ)」から転じて、室町時代頃から用いられ、多く終止形は「あつらゆる」 ) =あつらえる(誂)
    1. [初出の実例]「祭文を書記にあつらゆるぞ」(出典:百丈清規抄(1462)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android