誉号(読み)よごう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「誉号」の意味・わかりやすい解説

誉号
よごう

浄土宗で,僧侶に対して与えられる称号。第4祖定慧が良誉と称したのに始るといわれ,「誉」が2字のあとの字としてつけられる。のちには五重相伝を授けられた者が称することのできる栄誉の称となり,念仏者は最もすぐれた人であるという意味をになっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android