誘水(読み)さそいみず

精選版 日本国語大辞典 「誘水」の意味・読み・例文・類語

さそい‐みずさそひみづ【誘水】

  1. 〘 名詞 〙 井戸ポンプの水が出ない時など、中の水を導き出すためにポンプに注ぎ入れる水。呼び水。また、比喩的に、物事のきっかけとなるものの意にも用いる。
    1. [初出の実例]「結納樽世の萍のさそひ水」(出典:俳諧・広原海(1703)一四)
    2. 「この手紙は、誘い水の程度になってしまいました」(出典:竹山道雄への公開状(1951)〈中島健蔵〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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