誤発進抑制機能(読み)ごはっしんよくせいきのう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「誤発進抑制機能」の意味・わかりやすい解説

誤発進抑制機能
ごはっしんよくせいきのう

自動車の運転者が誤ってブレーキペダルを踏むつもりでアクセルペダルを踏むことなどにより起きる誤発進を抑制する機能。日本では、オートマチックAT)車の普及によって、ペダルの踏み間違い事故が頻発したことに対して導入が急がれた。機構的には前方または後方障害物カメラレーザー・レーダーなどのセンサーで検知し、停車または低速走行中に、障害物があるにもかかわらず運転者がアクセルペダルを大きく踏み込んだ場合、自動的にエンジン出力を抑えて、急発進急加速を防ぐ。

[伊東和彦 2016年5月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む